★米国財政デフォルト危機と世界

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    米国の議会が債務上限を定める8月2日まで、あと10日。借金国債の発行額は既に上限の14.3兆ドル(77円換算で1,101兆円)に達しており、上限引き上げできずに2日を迎えれば、金利支払いができず、「債務不履行:デフォルト」となる。27日のNY/東京市場とも・・米国債格づけ引き下げ:金利上昇:景気低迷の予測から株は下落した・・・。
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     日本財務省は5月10日、日本の債務残高は昨年末までに924兆3600億円となり、2年連続で過去最大を更新したと発表した。日本の債務は毎年41兆円のペースで増えているという・・日米ともに1000兆円に前後の赤字国債額だが、米国の場合は更に、連邦政府累積債務が国債の他に、公的年金や医療保険などの公的給付債務があり国債と併せると65.5兆ドル(5044兆円)の天文学的数値となる。
    日本の場合のそれは2011年概算で1,141兆円と概算される。米国会計監査院(GAO)が2008年に米国財政破綻を宣言しているのもこうした連邦債務が赤字国債の土台になっているからだろう。この末期的な米国債でも、世界債券市場ではドル札ともに機軸債券であり、この信用低下予測の米国債でも、世界の投機マネーの唯一の引き受け先だと言うのだから、信じられない世界経済の構造だ。
    金融投機で浪費バブルが世界経済を牽引?正気の沙汰では無い・・経済学者とは魂を抜かれた哲学者か?日本は敗戦後66年間、米国の要求に沿って米国債・外貨ドルをせっせと購入し、 昨年12月の対米証券投資統計5月によると、日本の米国債保有額は9124億ドル(約72兆円)で第2位、中国は1位で11,598億ドルとなった。国民の汗の結晶である金融資産(年金基金など)は米国債で購入保管されているそうだが、米国を信用し、未だ一度も償還、売却の実績はない・・だが、為替変動(円高:77円で72兆円)で当然相対資産は減少する。88円の昨年からは8兆3000億円の為替差損・・資産減。これが・・米国債以外に保有ドル外貨と連動してデフォルト?危機に直結している・・一連托生とは言え、英国の保有米国債が日本の1/3の2,400億ドルだと言うから・・あらためてあきれ、驚愕する。挙句の果てが日銀のゼロ金利継続、マネーサプライ(日銀券=万札)制御のインフレ懸念??口実連呼での超デフレ政策の継続。米国との金利差配慮でデフレ貢献座敷犬ポチ:国内経済・国民犠牲金融の維持。毎度のように、日本政府もメディアも承知の?沈黙だアホではないか。
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    大物ヘッジファンドのジョージ・ソロス氏は、ソロスファンドへの外部投資家に資金を返還するらしい。40年以上にわたったヘッジファンド運用者から『引退』することになった理由としては、米証券取引委員会(SEC)が投資顧問会社に対し、2012年3月までにSECに登録するよう義務付ける規制により、家族以外の顧客資産を運用できなくなったということだ。
    何かと先を見るに敏なファンドプロだから・・この危機相場から逃げ出したのかもしれない。
    東日本大震災で火の車の日本と経済・・だが、虎の子の国民資産である米国債やドル外貨にも何かキナクサイ?危機の臭いがただよう。
    昨夜のニュースでは東アフリカのソマリアやケニアでは内戦と旱魃飢饉で数十万人の難民子供が餓死に瀕しており、数百人が毎日キャンプで死亡していると言う。
    ニューヨーク(CNNMoney) 国連食糧農業機関(FAO)は11日、世界で年間約13億トンの食料が失われたり捨てられたりしているとの報告書を発表した。これはヒトの食用に生産される総量の約3分の1に当たる。富裕国で廃棄される食品は年間2億2200万トンに上る。これはサハラ以南のアフリカで生産される全食料に匹敵する量だ。

    *『その世界一の富裕国、米国では廃棄食料の傍らで・・「フードスタンプ:貧困者への食料配給券」の受給者は2006年に全米で2,619万5,449人(FRAC)で2000年から930万人も増加。ルイジアナ州では住民の2人に1人が受給者だと言う、アメリカ農務省のデータによれば、2005年に「飢餓状態」を経験した人は3,510万人でうち、成人が2,270万人(全人口の10.4%)だと言う・・その受給者の6割が母子家庭・ヒスパニックかアフリカ系アメリカ人が多い・収入が貧困以下・・などが特徴で受給者の少なからずがフードスタンプのみでは食料が足らず民間慈善の「スープキッチン:教会などの配給ボランティア」も利用している』*・・(堤 未果著:*貧困大国アメリカより)
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    ★米国は近年、階層の乖離が拡大。米国の富豪413名所得はGDPの10%(7月28日NYT)、他方50%が三万ドル(240万円)以下の収入だという・・・悲惨な事実。
    市場競争原理と自由主義が経済効率をもたらし、世界経済を牽引する。という、評価の裏に。・・その結果として、上記のような富の偏在や弱者切捨て、自然からの一方的な富やエネルギーの強奪搾取、環境を破壊、更に欲望エゴと結びついた制御不能テクノロジーの暴走、「先楽後憂」のゼロサム・ババヌキゲームが金融界を跋扈する事実が存在する。・・今やこの近代西欧型思想があらゆる場面で限界・破綻に直面立ちすくんでいる。これらを超える「思考」が可能なのだろうか。

    市場原則が捨て去り、破壊した場所を原点として、今や、行き場のない?投機マネー?過剰蓄積・偏在資源・資産・・これを、金融資本の市場競争原理から離れて・・弱者、持たざる人々へ再配分し・独占企業が、ムサボリ奪った自然環境へ再生還元する・・・太古の人類が持っていた叡智を復活させるべきだろう。ジョージ・ソロス氏や、この国のリーダーがそれに気付き、我々一人一人も今日から・・何かの行動
    を起こさなければ、この世界の終末が本当にすぐそこで待機しているのが見えるではないか。
    地球が100cmの球体なら、地球を覆う大気層は僅か1mm・エベレストは0.7mm・海の平均深度は0.3mm・最も深い海溝でも0.9mm・淡水は17cc・両極に凍っている氷を除けば、人類の飲める真水は僅か5ccだと言う。
    有限で閉鎖系の地球環境を無限で無尽蔵の無料資源として大気や水を独占利用し、大気汚染・海洋汚染を放置、利益を独り占めする巨大企業と金融資本。
    この危機を乗り越える思想・視点とは何か?
    それは「簡素なくらし」や「足るを知る・吝嗇の美徳」「互譲・感謝・利他の心」「自然環境へのお返し、貢物」
    「自然は未来の子孫から我々大人が借りているもの・・」
    などの先人の叡智に隠れている「共生・循環」の思想だと思うのです・・・。

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