オバマ新大統領の就任演説と非常事態!

0
    obama
    今こそ、賢い冷静な判断力と強力な実行力、リーダシップが米国大統領や各国首脳、政府、国連に求められている時はない。市場に自動調整機能がビルトインされ、自由裁量にまかせれば結果は自然均衡する・・?という『見えない神の手』にすべてを任せ、合理主義・技術の暴走を放置、放任、傍観した付けが今日の世界大恐慌・大金融危機なのだから。
    『市場の手』を神から・・悪魔に、してしまったのは独善的、自己利益優先のみの人間の本能・愚かさなのだろうか?
    米国発:目先利益追求の巨大金融財閥・金融証券会社は末端貧困家庭まで・収入の4倍以上のババヌキ・ローンを・組ませ、安易に金融・債権商品化しリバレッジ利益で水増しバブル市場を膨張させた。
    米国発の住宅サブプライムローン崩壊は、さらに自動車ローンそして、恐ろしいのはこれから崩壊すると言う消費者カードローンまで底なしの危機だ。今こそ、世界は謙虚さと冷静な知恵を取り戻さなければならない
    1月20日第44代アメリカ大統領、バラク・オバマの就任式・演説が行われた。19分間におよぶ彼の演説はかってのケネディの名演説を想起させるすばらしいスピーチだった?。彼の演説の中に多用された危機という単語・・「クライシス」そのものは現実であり、国民はその解決のための努力を長期にわたり、新たな変革と責任を世界とともに引き受けなければならない、と彼は語った。また、この厳しい現実から眼を逸らさない事を彼は国民に求め、自分の覚悟と決意を明確に表明した。・・解決には時間がかかるが・・希望はすてない、アメリカは必ずそれを成し遂げ、再生すると。
    47歳の若さで、初めての黒人系大統領になる彼のスマートな身なりと知性・人格と力強い言葉や態度、眼差しは世界の希望そのものだ・・。
    だが、彼の言う認識すべき『現実』の厳しさは並大抵のレベルや量ではない。年明けからの経済金融の情況は大恐慌の非常事態へ向いつつある。
    あえて、過激にスピーチや昨今を独断解釈すれば、次の通りとなる。

    ★現在の世界的危機をもたらした元凶・・放任市場主義と一部の利権・特権階級?による自己利益追求と富の収奪・独占にたいする制御、規制への指摘であり、弱者貧困の現実認識とその救済への国家の介在の意志だろう。それは人口の5%が国富の80%を独占するといわれるごく一部の富裕白人種への富の偏在、その一方で、フードスタンプ受給の、肥満原因と言われる高カロリーだけ?(マカロニ&チーズ)のメタポ無料給食を食べる3000万人以上の学童生徒家庭だ。その大半が世帯年収2万ドル以下の貧困層であるという。
    それでもホームレスと言われる多数の人々に比べれば未だましなのだろう。
    デトロイトBig3は雇用確保のために?他の放漫経営、金融機関、証券・銀行同様・・巨額の国税をつぎ込み存続維持されるが?・・これから数年以上の歳月を掛けてその負の巨額債務を公的企業?として国民・世界へ返済しなければならない。
    これ等企業は最早、昨日までのウオール街、株式上場私企業ではなく国営公益組織・法人となるべきでしょう。
    基から、金融市場は一瞬の”隙でもあれば、公平な分配機能や経済・価格の自動調整機能など即、無視する・無法のギャンブル場だったのです。都合?が悪くなった放漫経営者を何故、いま税金で救済、維持するのか?・・政府、行政の監視、制御は当然のことだ。
    金融恐慌・信用収縮で失った数兆ドル?は何処へ消え、誰がこの危機で儲けたのか?仕掛けの張本人・胴元とネットワークは?解明されなければならない。中央銀行・FRB・巨大銀行・金融大財閥・とは何なのか?その実体と機能・経営主体?を再度、白日に晒し、解明すべきだろう。
     自由主義・市場経済万能・弱肉強食・競争原理・金融工学レバレッジでの身の程を大きく逸脱したバブル金融市場は、そのビジネスモデルと共に終わりを告げられ・ウオール街と世界は変わらざるを得ないと言う事だ。
    それは白亜紀の巨大な恐竜の突然の絶滅のように更に世界の激震となる。
    オバマがスピーチで言う「最大多数の最大幸福」はこの貧富格差と危機をもたらした既存社会、固定概念への大胆かつ緻密な解体構築と、新しい価値観の浸透なくして不可能だ。それは、「富者を引き立てるだけでは国家は繁栄できない」と抑えた口調で語られているが、現実は革命に近い意志と実行力でなされなければ、到底なしえない事だ。
    彼の前に立ちはだかる危機や難問を全世界の人々が協力して解決しなければならないだろう。金融危機と同様、イラク撤退やアフガン派兵もパレスチナイスラエル・ガザ紛争も当事国2国問題、単なる対テロ戦争?では済まないのだから。
    経済や外交、戦争終結も・・聖書を引用して彼が語ったようにもはや「子供じみた事を止める時がきたのだ」ネオコン軍需産業は戦争ビジネスから資源開発企業やエネルギー環境保護、医療・防災改善維持・食糧増産・バイオのエコ・クリーン産業へ変身しなければならないだろう。
    この金融恐慌・経済危機に軍需ネオコン企業の名前が飛び交わない不思議、
    何故?どうしてなのか、心配だ。
    おそらく、米国ドルは内需拡大・雇用確保の志向で今後もドル安トレンドとなり、10兆ドルに及ぶ米国債務の削減のため・・何か常識で考えられないウルトラC?「新たな責務」?が準備されているかもしれない。

    ★あるべき?「あらたな責任・責務」とは独断偏見の希望を語れば・・・
    19世紀的な新大陸の自由、楽観資本主義、過剰消費は美徳・キリスト教的な人間中心的独善・独断ヒューマニズムを謙虚に見直す。
     富の偏在を許容する市場万能、競争至上、金融資本主義を修正制御する。米国1国が身の丈を超えた世界の消費、浪費市場であることを止め、世界の低開発諸国へ広くその偏在資源・富を再配分し需要消費を各国が牽引拡大する。
     極端な個人主義的世界観・短期利益追求の株式企業評価や、子供じみて高慢なITテクノロジー金融工学・デリバティブ商品・などという偏狭な知性・拝金思想を修正し決別する。
     科学成果を活かしながらも人種・宗教・文化の多様性を認め、世界の貧困と弱者保護、公益を軸に新たな富の再分配のしくみと価値観を基盤とする。
     結果が平等、人権保障でなければ機会均等も自由も存在しない、と言う現実を評価基準にそれは実行される。

     人間個人の能力や努力、評価、競争による切磋琢磨はその土俵の上でこそ競われるべきなのだ。
     それは、我々の子供、孫たちの未来存続を約束し、すべての生命を実在として扱い、自然や環境との開かれたコミニュケーション共存を可能とする。
    また共生のための、より高い意識次元「すべてへの慈悲と愛」からの規制・制御を当然受けるものとなるだろう。
    まさに、永年の人類共通の念願の知恵が、ようやく当然の理となる。全世界・国連がこれを推進協力し共に支える
    これは・・・夢の戯言なのだろうか?
     
    (万一?間違ってもそれが、独善・独断的なアメリカの債務放棄や保護主義回帰・・現米ドルのデフォルト?新為替レート・・新札発行??などは起きて欲しくない。日本や中国・サウジアラビアは天文学的数値の米国赤字国債を買い支え・・現米国ドルの最大保有国で米国の異常・過剰消費の支援国家??ですから、否応なしの一蓮托生の運命共同体?ですね。オバマと共に、この難局を乗り越えるしかないのです。
    ましてや、決して、アフガンやイラン、イスラエル・北朝鮮などでの新たな戦争勃発などあってほしくない!・・・世界の平和国家と国連・良識米国、があるかぎり、有り得ない事だと思うが・・危機情況は英国やユーロ・ロシア、アジアまで広範な拡大で止まる先が見えない。)

    ■オバマ氏が米国民へ求めた覚悟はそのまま、今の日本への要求と認識すべきだろう。スイスのダボス会議で1兆5000億円?の経済援助?をする、などと勝手な事を麻生首相が言っているそうだが、英国金融・経済はデフォルト寸前の情況で手が付けられない等、この国のトップは現状を理解しているのか?大恐慌状態が自動車・金融・不動産・・家電からはじまり、わが国の本格的大不況・雇用不安失業・クレジットクランチはこれから、第三次産業、流通、IT、他へと波及し更なる危機・不況がこれから始まるだろう。 
    未だに、オバマの目指す先の意味が見えず、相変わらず、不況対策で財政出動される税金を自己利益へ誘導することだけ考えている人々がいる。
    「民営化推進で構造改革を」などと目先短絡で本来市場原理に適合しない命や教育・公共安全など、大切な市民インフラや福祉、病院・交通機能・安全を破壊、本音はネコババ、天下り利益誘導の市場万能・なんでも民営、開放主義を求める旧構造改革の輩がそれだ。
     また、道路や空港ハコモノ公共工事・予算消化の無駄工事の数々・・旧態依然の利権優先官僚組織やそれに寄生する談合企業群・既得権に安住する不良怠慢の過剰公務員、行政擬似組織なども一刻も早く減給解雇、解散、すべきだろう。
    選挙対策・連立優先ミエミエで経済効果不明の2兆円バラマキ給付金もこの類ではないか。
    一方で国民の生命や医療介護・震災対策・教育・食糧安全問題など即、効果が期待される2兆円で可能な国民の望む本来の「公共公益事業」が、放置のままではないか。
    真実を報道すべきマスコミ・ジャーナリズムの堕落・腐敗・その志の低劣さ、拝金汚染にも、御用構造改革提灯持ちの学者?評論家にも、仏教の本質慈悲と愛の実現意欲を失ってしまった宗教家にも、大きな責任がある。好況時、バブルの仕組みのまま、コマーシャリズムと芸能・スポーツに迎合して、意図的、視聴率操作データをもて遊び、公共機関・資源である電波、マスコミを独占、真実報道の機能放棄でこの世界を汚染している。
    タレント族と一部の堕落マスコミ・ジャーナリスト・の異常な高額収入と利権、特権バブル企業と権力利権構造との癒着が偏向的で偏った報道しかされない事の証明であり・・国民は皆、冷静にその欺瞞を見抜いていることを世界でも類を見ない堕落マスコミは知るべきだろう。
    内需や勤労者賃金を抑圧し、その利益を米国国債購入でドル投資促進、一方でその資金源?国民金融資産の金庫、郵貯の民営、金融市場開放を経済諮問会議とやらで推進する。内需抑圧、輸出促進の不況デフレ原因を創った宣伝マン、御用学者顔のブッシュ中先生教授が今、その共犯マスコミ番組に恥ずかしげも無く出演し、オバマ大統領の就任スピーチを評論し、金融危機や今後の世界・日本をコメントしている、挙句の果てが景気回復?後、2011年に消費税値上げ??などと「取らぬ狸」のノーテンキ光景などまさに絶句・笑止千万。
     ★そして、このかってない、大危機に存亡を左右するのが・・国政を左右する政府・政権与党であり、それを選びなおす総選挙だという事なのでしょう。恐らく・・歴史に残る大きな日本の節目・総選挙になるのです。鍵は
    われわれ国民有権者が握っています。

    ■それにつけても・・19分間のオバマ氏の演説に匹敵するような、内容と態度で・・草稿もなしに堂々と声高く語れる首相や政治家はこの国には存在しないのだろうか?

    ■以下・・オバマ大統領演説の重要ポイント抜粋:
     だれもが知る通り、我々は重大な危機にある。わが国は(イラクやアフガニスタンで)戦争状況にあり、敵は憎悪と暴力のネットワークを持っている。経済状況も悪く、その原因は一部の人々の貪欲(どんよく)さと無責任さにあるものの、我々は困難な選択を避け、次世代への準備にも失敗している。
     多くの人々が家を職を失い、企業も倒産した。健康保険制度もカネがかかりすぎ、多くの学校(制度)も失敗した。毎日のように、エネルギーの使い方が地球を危険に陥れている証拠も挙がっている。

     これがデータや統計が示した危機だ。全米で自信が失われ、アメリカの没落は必然で、次の世代は多くを望めない、という恐れがまん延している。

     今日、私は我々が直面している試練は現実のものだ、と言いたい。試練は数多く、そして深刻なものだ。短期間では解決できない。だが知るべきなのはアメリカはいつか克服するということだ。


    ■2月4日/CNNニュース・・オバマ大統領発表!

    公的支援対象企業の幹部報酬を制限 米大統領が発表
    2月5日10時27分配信 CNN.co.jp
    (CNN) オバマ米大統領は4日、新たに連邦政府の支援を受ける企業の経営幹部について、年俸の上限を50万ドル(約4500万円)に抑える措置を発表した。

    大統領は、金融大手の幹部に昨年180億ドル(約1兆6000万円)ものボーナスが支払われたのは「恥ずべきこと」であり、今回の危機を招いた経営のつけや結果を軽視するものだと述べ、他のあらゆる事柄を食い物にして狭い範囲の自己利害や目先の利益しか省みていない体質だと非難した。大統領はさらに、経済危機の最中のこうした厚遇を「容認しない」と明言し、公的資金と引き換えに企業経営幹部の自制を求めていく姿勢を強調した。

    大統領発表によると、上限50万ドルを超える報酬を経営幹部に支払う場合、別途株式を支給することが認められるものの、公的資金を返済するまで換金は禁止される。規則実施は財務省が担い、連邦議会の承認は不要とする。最大の影響を受けるのは、不良資産救済プログラム(TARP)で米政府から450億ドル(約4兆円)の「別格支援」を受けるシティグループなどの大手企業とみられる。

    規則には銀行経営幹部の待遇について、株主の発言権を拡大する措置も盛り込まれている。


    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック